ヒアルロン酸とコンドロイチンは体内組織中に存在し、関節痛対策に効果があります。
共に食品からの摂取は難しいので、サプリメントの利用がおススメです。
ヒアルロン酸は、細胞、組織、器官などをつないでいる 結合組織 で、「 ムコ多糖体 」 と呼ばれる粘性の物質で構成されています。ヒアルロン酸の多くは関節内部で関節液と共に産生され、関節軟骨の表面を摩擦により擦り減るのを防ぎ、体内の細胞をみずみずしく潤し、肌をなめらかに美しく整えることに役立ちます。ヒアルロン酸は、納豆のネバネバのような物質で、自動車のオイルやグリースのような働きをしています。ヒアルロン酸が不足すると、関節軟骨の表面に起こる摩擦により痛みが発生したり、肌が乾燥したりシワになったりします。
天然食材の中では、フカヒレ、魚の目、鶏のトサカといった部位にヒアルロン酸は存在していますが、日常の食卓ではなかなか摂ることが難しいものばかりです。ヒアルロン酸の濃度は体の部位によって異なり、特にへその緒、関節、目の硝子体、皮膚などに高い濃度で存在しています。
コンドロイチンはヒアルロン酸と同様に体内の全ての基本的な結合組織中に存在す、酸性ムコ多糖類で、タンパク質と結合して細胞の隙間を埋める基礎成分となります。コンドロイチンは、ギリシャ語で 「 軟骨のもと 」 を意味しており、軟骨に多く含まれていますが、すべての組織において結合組織成分として必ず存在しています。コンドロイチンの特徴をいくつか挙げます。
・ヒアルロン酸と関連性が深い物質で、ムコ多糖類です。
・食物繊維の仲間であり、熱を加えるとゲル化します。
・フカヒレの主成分でヒアルロン酸から作られます。
・動植物の体内に広く存在し、主として骨を覆う軟骨などに存在します。
・人体の水分を保持する機能があり、血管、脳、皮膚、角膜などで必要とされている成分です。
体内の重要な部分に存在しているという点では、コンドロイチンもヒアルロン酸と同様です。コンドロイチンもヒアルロン酸も、年齢とともにその濃度は成長とともに減少していきます。年をとるごとに身体からどんどん失われていき、皮膚の場合は50歳前から少なくなります。コンドロイチンとヒアルロン酸は、互いに補完しあいながら、体内での保水を行っている成分でもあります。
ヒアルロン酸とコンドロイチンが配合された健康食品や美容サプリメントにはどんなものがあるでしょうか。
ヒアルロン酸やコンドロイチンが欠乏すると、ひざの痛みなどの間接痛という形で現れます。コラーゲンを、ヒアルロン酸とコンドロイチンの他に加えたタイプのものがあり、弱ってしまった節々のクッションを蘇らせる働きをする健康食品です。グルコサミンも軟骨を作る材料の一つで、ヒアルロン酸やコンドロイチンと一緒に配合され関節痛に効果が期待できます。
アミノ酸の一種であるグルコサミンは、カニ、エビといった甲殻類のキチン部分に含まれています。コンドロイチンやヒアルロン酸は食べ物で取り入れることが困難であるため、サプリメントが必要となるわけです。そのような理由で健康補助食品などとしても注目されているため、今後もサプリメントは増えていくでしょう。サプリメントの形は様々で多いものは、錠剤タイプのサプリメントで、この他にはカプセルタイプのものも販売されています。